2023.03.23
地図上の距離を計算してみよう!!
みなさん、こんにちは。
4月に入ると、入学したり、入社したり、新年度や新シーズンを迎えたりといった始まりの季節ですね。
何かを新しく始めたり、挑戦したりするには良いタイミングかもしれません。
もうすぐ4月になりますが、新しい季節へ向けた取り組みをしてみませんか?
まずは、位置情報に関して、簡単に取り組めるところを一つご紹介させていただきます。
今回は、PostGISにある「ST_DistanceSphere関数」を
利用して、地点間距離を計算してみようと思います。
※検証する場合は、postgresqlとPostGISが使える環境でお試しください。
①ST_DistanceSphere関数
こちらの関数では、簡単に説明しますと、平面上の2点間距離を算出する関数となります。
②計算する座標を取得します。
当社付近の座標、下記のポイントを結んだ線(黄色の線)の距離を求めます。
- ・point1(35.692510, 139.759723)
- ・point2(35.692195, 139.7609188371456)
- ・point3(35.69279756, 139.762)
③SQL
※実際使う際には、新しいテーブルを作成して、座標(lat, lng)データやジオメトリ型のカラムを用意して試してみましょう。
約232m程度になりますね。
このようにバックエンド側でも地点間距離を計算できますね。
地図上に表示したり、地点間距離を出したりするのは、クライアント側で対応することが多いと思いますが、
バックエンド側でも取り組めると、開発できる選択肢が広がりますね。
また、以前、ご紹介させていただいたVuejs紹介シリーズで 地図上に線を描画しながら試すとわかりやすいかと思いますので、試してみてくださいね。
他にもPostGIS関数には ジオメトリ型の面積の算出、 方位を求めたり、 エリア内に位置情報があるかどうかを判定できたりします。
いかがでしょうか?
ちょっとしたことでも位置情報を可視化したり、数値化したりできますね。
今までやってきたことや興味を持ったことについて、何か一つ新しい事へ向けてチャレンジしてみませんか?
バイ!
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