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Staff Blog

Introduction example

2017.06.10

Street View Image API を初めて使ってみました

Street View Image API

みなさん、こんにちは!

来週の 6月14、15日は、Google Cloud Next’17 が開催されます。皆さん、申込みしましたか? 

次世代の Google の戦略や目指す方向が、色々なセッションで公開されると思います。楽しみですね。

当日はライブストリーミングも配信されるようですので、もし興味のある方は、下記のサイトから登録してみてください。

Google Cloud Next のサイト

 

 

さて、今回ご紹介するのは、「Google Street View Image API」です。Street View といえばペグマンを地図上にドラッグし、パノラマ画像をマウスでグリグリ動かして見る、と想像する人が多いと思います。しかし、もし JavaScript が動かない環境だったらどうでしょう? 見ることができません!(そんな環境は中々ありませんが・・・)

 

Google Street View Image API」は、Street View  の画像を様々なパラメータを渡すことで取得することができる API です。

私も今回初めて使ってみましたので、使い方を説明します。

 

 

Google Street View Image API」を使用する場合は、Google Developer Console で APIキーを取得する必要があります。また、Street View Image API を有効に設定しておいてください。

 

URL

https://maps.googleapis.com/maps/api/streetview?{パラメータ}

 

主なパラメータ

パラメータ説明
location取得する場所を決定します。テキスト文字列、または緯度経度が指定可能。35.5000,136.5000、六本木ヒルズ
size画像の出力サイズ(ピクセル)を決定します。{width}x{height}で指定。最大640X640。600×400
keyGoogle Developer Console で取得したAPIキー 
heading方向を決定します。0~360が指定可能。0は北、90は東、180は南、270は西を指します。45
fov水平方向の視野を決定します。0~120が指定可能。120を指定すると広い範囲の画像が取得できます。90
pitchカメラ角度(上向き下向き)を決定します。90~-90が指定可能。90は上向き、-90は下向きです。10

 

スカイツリーを指定して取得したイメージ画像です。かっこいいですね。こちらは、pitchを60に設定して、上方向を見るようにしています。

 

 

簡単なデモサイトを作成しました。Places API で、神保町近辺のお店を取得しアイコンを描画します。アイコンをクリックすると、吹き出しが表示されますので、その中に Street View Image API で取得した画像を表示するようにしました。

Full Screen

 

この「Google Street View Image API」は、どのような場面で使えば良いのでしょうか?

中々難しい問題ですが、例えば施設の目印として 静的画像を表示してあげるとかはどうでしょう?

よく建物の入口がわからないとか、言いますよね。

 

 

スタンダードプランでは、最大「640×640」のサイズでしか画像を出力できませんが、プレミアムプランでは「2000×2000」の高解像度の画像を出力することが可能になります!

是非、この機会にプレミアムプランもご検討して頂ければと思います。

 

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