2017.07.02
Googleマップに色々なマーカーを描画する方法
みなさん、こんにちは!
今回は、 Google マップ上に色々なマーカーを描画する方法を説明したいと思います。
通常、マーカを描画するときはアイコンを指定しますが、何も指定しないとGoogleマップ標準のアイコンが描画されます。
var marker = new google.maps.Marker({ map: _map, position: new google.maps.LatLng(35.693235, 139.757864), animation: google.maps.Animation.DROP });
次に、自作のアイコンを指定する方法です。下記のようにアイコンのURLとサイズを指定してください。
var marker = new google.maps.Marker({ map: _map, position: new google.maps.LatLng(35.693235, 139.757864), animation: google.maps.Animation.DROP, icon: { url: 'img/pin.png', //アイコンのURL scaledSize: new google.maps.Size(40, 40) //サイズ } });
また、アイコンは作りたくない、ただの丸で良いという方は、以下の方法もあります。
icon 内の path に「google.maps.SymbolPath.CIRCLE」を指定してください。
var marker = new google.maps.Marker({ map: _map, position: new google.maps.LatLng(35.692235, 139.759864), animation: google.maps.Animation.DROP, icon: { fillColor: "#FF0000", //塗り潰し色 fillOpacity: 0.8, //塗り潰し透過率 path: google.maps.SymbolPath.CIRCLE, //円を指定 scale: 16, //円のサイズ strokeColor: "#FF0000", //枠の色 strokeWeight: 1.0 //枠の透過率 }, label: { text: 'A', //ラベル文字 color: '#FFFFFF', //文字の色 fontSize: '20px' //文字のサイズ } });
円以外に下記4種類の矢印形状を指定することができます。
名前 | 説明 |
---|---|
google.maps.SymbolPath.CIRCLE | 円 |
google.maps.SymbolPath.BACKWARD_CLOSED_ARROW | すべての辺が閉じている後方を指す矢印 |
google.maps.SymbolPath.FORWARD_CLOSED_ARROW | すべての辺が閉じている前方を指す矢印 |
google.maps.SymbolPath.BACKWARD_OPEN_ARROW | 1 つの辺が開いている後方を指す矢印 |
google.maps.SymbolPath.FORWARD_OPEN_ARROW | 1 つの辺が開いている前方を指す矢印 |
さらに、簡単な図形であれば下記のように、path に座標を指定しアイコンとして描画することもできます。
var marker = new google.maps.Marker({ map: _map, position: new google.maps.LatLng(35.693235, 139.760864), animation: google.maps.Animation.DROP, icon: { path: 'M -8,-8 8,8 M 8,-8 -8,8', //座標(×) strokeColor: "#000000", //線の色 strokeWeight: 4.0 //線の太さ } });
最後に、最近よく見る写真をアイコンにするパターンです。さらに丸のかたちにトリムします。
var marker = new google.maps.Marker({
map: _map,
position: new google.maps.LatLng(35.693235, 139.760864),
animation: google.maps.Animation.DROP,
icon: {
url: 'cat.jpg',
scaledSize: new google.maps.Size(40, 40)
},
optimized: false //★写真を丸くするために「false」を指定する
});
上記だけだと、四角い写真が表示されてしまいますが、以下のように CSS を定義すれば丸くなります!
<style>
.gm-style img[src='cat.jpg'] { border-radius:50%; !important }
</style>
では、実際に地図上に描画してみました。
まとめ
1. Google Map標準のアイコンを使用する
2. アイコン画像を作成して使用する
3. Google Mapで定義された円や矢印図形を使用する
4. 座標を指定して図形を描画して使用する
5. 写真を使用する
マーカーが重なって見えづらい!
マーカーを地図上にたくさん描画すると重なって見えない! という方は、以下のページで紹介している「MarkerClustererライブラリ」をご活用ください。
マルティスープでは、アイコン素材をダウンロードするページも作成しています!! フリーでご利用いただけますので、ご活用ください。
では、今日はこの辺で。
バイ
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