2018.12.28
Google Maps Platform での重要な利用規約変更点

みなさん、こんにちは。
今年も最後の出勤日となりました。1年間、本ブログを読んでいただきありがとうございます。
今年は、Google マップのプランが大きく変更され、利用ユーザーさまはもちろん、販売パートナーである私達も大混乱の年でした。情報を早く伝えることができなかったことも多々あり、反省する点もありましたが、来年も是非ご期待ください。
さて、今さらかもしれませんが、今年大きく変更された新プランの 「Google Maps Platform」 では、大きな利用規約変更点があります。
それは、今までルート検索(Directions API)やジオコード(Geocoding API)、施設検索(Places API)で取得した結果は、Google マップ上に描画して利用することが必須でした。しかし、今回の新プランでは、必ずしもGoogleマップ上に描画する必要はありません。
利用イメージ
- 店舗検索サイトで店舗詳細を表示する際、Places API を用いて周辺の施設情報をテキストのみで表示する。
- 目的地までの到着予定を、Directions API や Distance Matrix API で取得し、テキスト情報または音声で知らせする。
今までは、テキスト情報のみ利用することが許可されていなかったので、上記のようなことはできなかったのですが、新プランでは可能になります。
ただし、注意点として、APIで取得した結果を Google マップ以外の地図に描画することは、これからも規約違反になります。
Google Maps Platfrom の利用規約は少々難しい点がありますので疑問点がありましたら、問い合わせフォームよりご連絡ください。
可能な限り、お調べいたします。
それでは、良いお年を!
バイ
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