2019.05.19
Maps JavaScript API の新機能・表示範囲制限
みなさん、こんにちは。
5月14日頃、Maps JavaScript API はのバージョンが「3.36」に更新されました。今回は、3.36で追加された表示範囲制限を試してみたので、解説していきます。なお、更新については以下のブログを参照ください。
https://maps.multisoup.co.jp/blog/4039/
表示範囲制限とは、指定した範囲内のみ地図を表示する機能で、GISソフトではよくある機能の1つです。
使い方は、至って簡単でマップ生成時のオプションに「restriction」を追加するだけです。
var map = new google.maps.Map(document.getElementById("map"), {
zoom : 8,
center: new google.maps.LatLng(35.5, 139.5),
restriction: {
latLngBounds: {
north: 36.0,
south: 35.0,
west: 139.0,
east: 140.0
},
strictBounds: false
}
});
設定可能な項目は以下の2つです。
latLngBounds | 表示する範囲 |
---|---|
strictBounds | false=境界領域全体が表示されるまでユーザーはズームアウトできます。(デフォルト) true=ズームアウトできる範囲が狭くなり、制限された範囲外のすべてが非表示のままになります。 |
以下は、strictBounds を false に設定したサンプルです。なお、true にすると 赤枠内の領域しか表示しなくなります。
この機能の用途としては、特定の範囲以外に地図を移動して欲しくないとき、特定の市区町村の範囲のみ表示したい、等でしょう??
興味のある方は、是非お試しください。
バイ!
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