2017.07.09
Geocoding API を使って郵便番号から住所を入力するフォーム
みなさん、こんにちは。
よく入力フォームで住所を入力するとき、郵便番号から自動で住所を入力する方法がありますね。今回は、Google Maps Geocoding API を使用してその方法を実現したいと思います。
早速、サンプルのプログラムを作成したので、操作してみてください。7桁の郵便番号を入力し、住所取得ボタンをクリックすると、都道府県、市区町村、住所欄に取得したデータが入力されます。
コーディング方法は、下記のとおりです。注意点として、ジオコードの結果に「address_components」という配列のデータがあります。この配列が住所によって、5個か6個になりますので、数に合わせて出力方法を変更しています。
$.ajax({ url: 'https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json', type: 'GET', dataType: 'json', data: { key: {API_KEY}, address: $('#postal').val(), language: 'ja' } }).done(function(data) { if (data.status == "OK") { var components = data.results[0].address_components; if (components.length == 5) { $('#pref').val(components[3].long_name); $('#city').val(components[2].long_name); $('#addr').val(components[1].long_name); } else if (components.length == 6) { $('#pref').val(components[4].long_name); $('#city').val(components[3].long_name + components[2].long_name); $('#addr').val(components[1].long_name); } } });
更に拡張し、Places API オートコンプリートの機能を追加しました。郵便番号を入力していくと、候補が表示されるようになります!
テキストボックスにオートコンプリートを設定します。
var initAutocomplete = function() { // 対応させるテキストボックス var input = document.getElementById('postal'); var options = { types: ['(regions)'], // 検索タイプ componentRestrictions: {country: 'jp'} // これで日本国内の住所しか表示されなくなる }; var autocomplete = new google.maps.places.Autocomplete(input, options); };
先程と「address_components」の配列の順番が違いますので、ご注意ください。
$.ajax({ url: 'https://maps.googleapis.com/maps/api/geocode/json', type: 'GET', dataType: 'json', data: { key: {API_KEY}, address: $('#postal').val(), language: 'ja' } }).done(function(data) { if (data.status == "OK") { var components = data.results[0].address_components; if (components.length == 5) { $('#postal').val(components[4].long_name); $('#pref').val(components[2].long_name); $('#city').val(components[1].long_name); $('#addr').val(components[0].long_name); } else if (components.length == 6) { $('#postal').val(components[5].long_name); $('#pref').val(components[3].long_name); $('#city').val(components[2].long_name + components[1].long_name); $('#addr').val(components[0].long_name); } } });
いかがでしたか?
Google Maps API を活用すると、簡単に住所入力の補完ができますね。是非、みなさもご活用ください。
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