MULTISOUP

MULTISOUP

MULTISOUP

Staff Blog

Introduction example

2017.07.29

Geocoding API で取得できる住所タイプの仕様が変わります

geocoding_change

みなさん、こんにちは。

2017年9月2018年1月以降に Google Maps Geocoding API の仕様が日本向けに一部変更されます。

今回は、その仕様変更の内容について解説していきたいと思います。

 

Google Maps Geocoding API を利用すると、現在以下のような結果が取得できます。以下は、弊社の住所「東京都千代田区神田錦町3-11」でジオコードした結果です。

[
	{
		"address_components": [
			{
				"long_name": "11",
				"short_name": "11",
				"types": [
					"political",
					"sublocality",
					"sublocality_level_4"
				]
			},
			{
				"long_name": "3丁目",
				"short_name": "3丁目",
				"types": [
					"political",
					"sublocality",
					"sublocality_level_2"
				]
			},
			{
				"long_name": "神田錦町",
				"short_name": "神田錦町",
				"types": [
					"political",
					"sublocality",
					"sublocality_level_1"
				]
			},
			{
				"long_name": "千代田区",
				"short_name": "千代田区",
				"types": [
					"locality",
					"political"
				]
			},
			{
				"long_name": "東京都",
				"short_name": "東京都",
				"types": [
					"administrative_area_level_1",
					"political"
				]
			},
			{
				"long_name": "日本",
				"short_name": "JP",
				"types": [
					"country",
					"political"
				]
			},
			{
				"long_name": "101-0054",
				"short_name": "101-0054",
				"types": [
					"postal_code"
				]
			}
		],
		"formatted_address": "日本、〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3丁目11",
		"geometry": {
			"location": {
				"lat": 35.6921309,
				"lng": 139.76032810000004
			},
			"location_type": "ROOFTOP",
			"viewport": {
				"south": 35.69078191970849,
				"west": 139.75897911970856,
				"north": 35.69347988029149,
				"east": 139.76167708029152
			}
		},
		"place_id": "ChIJT5OqzA-MGGARLrl0nC90mwA",
		"types": [
			"political",
			"sublocality",
			"sublocality_level_4"
		]
	}
]

 

“address_componetns” には、住所の要素毎に “long_name”, “short_name”, “types” が設定されていることがわかりますね。今回、この中の “types” が変更されるようです。

以前もこの部分の仕様が微妙に変わったり、変わる可能性があるのではというブログの記事を書いたことがありましたが、今回がまさしくそのケースに当てはまります。

 

Geocoding APIの住所のタイプと住所コンポーネントのタイプ

Geocoding APIの微妙な仕様変更?

 

では、具体的にどのように変わるのかサンプルを例にして解説します。

 

 

例1. 東京都千代田区神田錦町3-11

TYPE
premise   11
sublocality_level_4 11  
sublocality_level_3   3丁目
sublocality_level_2 3丁目 神田錦町
sublocality_level_1 神田錦町  
locality 千代田区 千代田区
administrative_area_level_1 東京都 東京都
country 日本 日本
postal_code 338-0007 338-0007

 

例2. 千葉県千葉市中央区栄町20−12

TYPE
premise   12
sublocality_level_5 12  
sublocality_level_4    20
sublocality_level_3 20  
sublocality_level_2   栄町
sublocality_level_1 栄町 中央区
ward 中央区  
locality 千葉市 千葉市
administrative_area_level_1 千葉県 千葉県
country 日本 日本
postal_code 260-0016 260-0016

 

例3. 青森県青森市堤町1丁目1-7-24

TYPE
premise   7-24
sublocality_level_5 24  
sublocality_level_4  1
sublocality_level_3 1丁目
sublocality_level_2 1丁目 堤町
sublocality_level_1 堤町  
locality 青森市 青森市
administrative_area_level_1 青森県 青森県
country 日本 日本
postal_code 030-0812 030-0812

 

例4. 愛知県小牧市藤島町梵天164−3

TYPE
premise   164-3
sublocality_level_5  
sublocality_level_4 164  
sublocality_level_2   藤島町梵天
sublocality_level_1 藤島町梵天  
locality 小牧市 小牧市
administrative_area_level_1 愛知県 愛知県
country 日本 日本
postal_code 485-0069 485-0069

 

例5. 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞59

TYPE
premise   59
sublocality_level_4 59  
sublocality_level_2   長瀞
sublocality_level_1 長瀞  
locality 長瀞町 長瀞町
colloquial_area 秩父郡  
administrative_area_level_2   秩父郡
administrative_area_level_1 埼玉県 埼玉県
country 日本 日本
postal_code 369-1305 369-0069

 

まとめ

TYPE
premise 建物名 街区、地番、枝番、建物名
sublocality_level_5 枝番 (廃止)
sublocality_level_4 地番 (廃止) 街区
sublocality_level_3 街区  小字・丁目
sublocality_level_2 小字・丁目 大字・町
sublocality_level_1 大字・町 政令指定都市の区
ward 政令指定都市の区 (廃止)
locality 市区町村(東京都23区を含む) 市区町村(東京都23区を含む)
colloquial_area (廃止)
administrative_area_level_2  
administrative_area_level_1 都道府県 都道府県
country
postal_code 郵便番号 郵便番号

 

今回の仕様変更で、”colloquial_area”、”ward”、“sublocality_level_4”、”sublocality_level_5″ は使われなくなるそうです。また、街区、地番、枝番は “premise” に統合されます。全体的に、整理され分かり易くなっているような気もしますが、この仕様変更が良いことなのかは、現時点では何とも言えません。特に、街区、地番、枝番が統合されてしまうことで、変換がどのレベルまでできたかが、わかりづらくなりそうです。

 

以下は住所からジオコードを実行した結果を表示するサンプルですが、現時点で新しいジオコードを試すことはできないようです。その為、プログラムで変換して比較できるようにしています。参考にして頂ければと思います。

GeocodingAPI

 

 

こちらの仕様変更の続報がありましたら、またこのブログでお知らせしたいと思います。

 

2017年10月21日 修正

仕様が変わり、”sublocality_level_4″ が街区として復活するようです。

変更時期は、2018年1月以降になりそうです。

 

2018年1月30日 追記

2018年1月30日 12:00頃に、新しい仕様に変更されました!

 

 

【関連記事】こんな記事も読まれています

2017.04.15

JavaScript API でよく使う地図オプション

みなさん、こんにちは!

今回は、「JavaScript・・・

続きを読む

2017.04.08

Googleマップで見る「ブラタモリマップ」を作成してみました

みなさん、こんにちは。

国民的人気番組「ブラタモリ」でタモリさんが訪れた街を Google マップ上で表示する「ブラタモリマップ」を作成し・・・

続きを読む

2017.03.05

Google マップにKMLファイルをロードする

みなさん、こんにちは。

今回は、Google Maps に KMLファイルをロードしてマーカー、ライン、ポリゴンを表示する方法を紹介します・・・

続きを読む

 - Google Maps Geocoding API, サポート, スタッフ日記, プレミアムプラン

お問い合わせお見積もりから開発のご相談まで、お気軽にお問い合わせください。

Google Maps for Work™に関するご質問やお見積りは、
マルティスープまでお気軽にお問い合わせください03-3518-9013 (受付時間:平日 9:00−18:00)