2018.09.04
社内ワークショップ 「テーマ:OKR」を開催しました!
みなさん、こんにちは。
先日、元 Google の 及川卓也さんと Resily株式会社 の堀江真弘さんを講師に迎え、社内ワークショップを開催いたしました。
テーマは、OKR(Objectives and Key Results)です。
私は、恥ずかしながら初めて聞いた言葉なのですが、Google 社や Facebook 社も取り入れている目標管理の手法です。
弊社でも目標管理自体は取り組んでいます。期初に各個人が会社目標を踏まえ、目標を3-5個作成し、期末にリーダーやマネジャーが評価を行うという一般的なものです。途中、進捗確認などは行うのですが、期間が1年ということもあり、上手く取り組めているとは言えない状況です。
今回のワークショップは、下記のスケジュールで実施しました。
1. ワークショップの目的と進め方の説明
2. シリコンバレー流におけるソフトウェア開発(及川さん)
3. OKRの説明(堀江さん)
4. ワークショップ (マルティスープ社員がGrに分かれて議論)
5. ラップアップ(各Grからの発表)
まず、及川さんからワークショップの目的と進め方を説明して頂き、その後、「シリコンバレー流のソフトウェアの開発方法(主にGoogle社)」について教えて頂きました。かなり興味深い内容で、Google社におけるソース管理方法や、ビルド方法、評価の方法等、かなり細かいところまで丁寧に解説して頂き、自社と照らし合わせながら聞きました。そもそも全然規模は違うのですが、参考になるべき点も多かったです。
次に、堀江さんより、OKR の概要を説明して頂きました。
OKRとは、まず 目標(Objectives)を設定後、その目標を達成するための成果(Key Results)をいくつか作成し、メンバーは成果を達成するため、日々活動をしていきます。3ヵ月単位でレビューを実施し、Key Results をそれぞれ評価していきます。達成率は、60%位でも良いそうです。通常の目標管理では、1年という期間だったり、目標が個人個人ばらばらになったりしがちですが、この OKR では、目標や成果を皆で議論して決めるため、同じ目標に向かっていくことができそうです。
最後に、OKRを用いたワークショップを行いました。
テーマは、「マルティスープ社の技術組織として現在の課題」としました。2チーム(1チーム6名)に分かれ、及川さんの教えのとおり担当(議事およ美発表資料の作成者、議事進行、タイムマネジメント、発表者)を決めました。次にチームごとに技術組織としての課題を書き出していきました。その課題の中から今一番解決しなくてはいけないものを、Objectives とし、OKRの手法に則り、目標を達成するための Key Results を考えたのですが、意外と Key Results を作成するのが難しかった印象です。当然、Key Result s は数値化できるものが良いのですが、中々数値化できるものがでてこなく、時折、及川さんや堀江さんにアドバイスを求めながら進めていきました。
最後に各チームで作成した Objectives と Key Results、その過程での議論の内容を発表し、終了となりました。
社内でワークショップを開催するということが初めての経験であったため、非常に楽しく、また大変勉強になりました。
また、ワークショップのときに、マルティスープの課題を皆で書き出そうとなってでてきたものは、同じようなものが多く、やはり皆なが思っていることは同じなんだなと、改めて再認識しました。この課題を早く解決できるよう、日々精進していきたいと思います。
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