2016.11.30
熊本被災家屋調査に同行してきました
みなさん、こんにちは。
テクニカルGr の三枝です。
先日の11月19日(土)に弊社のプロダクト「iField(アイ・フィールド)」をご利用頂いている熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学科 柴田祐准教授の被災家屋調査に同行してきました。その時の様子をご紹介いたします。
柴田先生は、熊本県立大学で都市計画をはじめ、特に農村部でのまちづくりをテーマに研究をされています。
今年4月に発生した熊本大震災の直後から被災家屋(約2000棟)の調査を行っており、今回は半年後、どのように被災家屋が変化しているかを確認するための調査のようです。
19日の調査は、被害の大きかった益城町と櫛島の2か所を4チームに分かれて行いました。
柴田先生、ゼミの4年生3名、1年生8名(一般教養の授業の一環として、1年生も参加されたそうです)で、3人1組となり一人はゼンリンの住宅地図、一人は前回調査した報告書、一人は iField アプリ(Android版)を持ち、被災家屋の状況を確認し、iField アプリに入力していきます。
2回目の調査ということもあり、非常に手際よく調査を実施していた印象です。
時折、住民の方と話しをしながら地域の状況をお聞きすることもあり、そのような内容はコメント欄に記入するとのことです。
19日だけでも240棟の調査を実施しました。
調査後は大学に戻り、ゼミの4年生が「iField」のPC管理画面からデジカメで撮影した写真のアップロードや最終確認作業を行っていました。これもまた数が多いだけに大変な作業です。
調査した内容は、最終的にShapeファイルに変換し、GISソフトに取り込んで調査結果にまとめていくそうです。
★今回の感想
柴田先生、学生のみなさんは色々な工夫をして調査を行っていました。「iField」で足りない面(申し訳ございません)は、自分たちで考え、どうすれば効率的に間違いなく調査できるのかを、私では思いもつかないようなことを実践されており、逆に勉強させて頂いた感じです。改めて現場でしか分からないことがたくさんある、ということを再認識した次第です。
学生のみなさんからは、「こういう機能があるといいな」という意見をいくつか頂いたので、「iField」の標準機能に組み込みんで、現場の声を反映していきたいと思います。
★最後に
柴田先生よりお土産として、お米(品種はヒノヒカリ)を頂きました。熊本県菊池市泗水町田島地区の方々と先生、学生が協力して、田植え、草刈り、稲刈り、脱穀をし、11月12日に精米された新米です。
農村地域の方々と色々な取り組みをしている柴田先生を、マルティスープはこれからも応援していきたいと思います。
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