2017.01.16
東京の花粉量をヒートマップで可視化する
みなさん、こんにちは!
Google Maps JavaScript API のライブラリには、データ可視化ライブラリ(visualization library)というものがあるのですが、ご存知ですか?
本日はその中の HeatMapLayer クラスを用いた時系列データの可視化の例を紹介したいと思います!とっても便利なツールなんですよ^^
データは昨年2016年、2/10~5/1に東京の各地点で計測され花粉の粉飛量を使用することにします。
(http://www.tokyo-eiken.go.jp/kj_kankyo/kafun/)
それでは、再生ボタンを押してデモをご覧ください。
以下に簡単にソースの概要を説明いたします。
libraries パラメータを用いてライブラリをロードする
<script type="text/javascript"
src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=YOUR_API_KEY&libraries=visualization">
ヒートマップ レイヤを介してクライアント側でデータのレンダリングを行う
heatMapData = [
{location: new google.maps.LatLng(lat1, lon1), weight: w1},
{location: new google.maps.LatLng(lat2, lon2), weight: w2},
{location: new google.maps.LatLng(lat3, lon3), weight: w3},
......
]; (weight:重みづけ、今回は花粉量)
heatmap = new google.maps.visualization.HeatmapLayer({
data: heatMapData
map: _map
});
一定間隔でheatMapDataを書き替える
setInterval(function(){
heatmap.setData(heatMapData); //別の日時のheatMapDataをセット
}, msec);
いかがでしたか?
Google Maps JavaScript API を使用すれば、非常に簡単にヒートマップを作成することができますね。
その他にもデータ可視化ライブラリには、グラフを作成する機能などもありますので、また次回ご紹介したいと思います。
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