2016.07.05
Google Maps JavaScript API のリリースバージョン
みなさん、こんにちは!
今回紹介するのは、Google Maps JavaScript API のリリースバージョンについてです。
Google Maps JavaScript API は、バグ対応や機能向上のため、定期的にバージョンアップされています。 だいたい一年間に3回から4回も更新されています!
2016年7月1日時点でのリリースバージョンは「3.24」です。
試しに、色々なバージョンを指定してどのバージョンが呼ばれるのかを試してみました。
結果はこちらです。
v=3 → 3.24.12
v=3.26 → 3.25.7
v=3.25 → 3.25.7
v=3.24 → 3.24.12 ※ここがリリース
v=3.23 → 3.23.10
v=3.22 → 3.23.10
v=を指定しない → 3.25.7
上記の結果から見てわかるとおり、使用できるバージョンは3つとなります。
これがどういうことか説明すると、Google Maps JavaScript API には下記3つのパターンしか存在しないということです。
●エクスペリメンタル (3.25)
公開可能になった最新の機能とバグ修正が逐次含まれます。エクスペリメンタル バージョンに行う変更では、機能の安定性は保証されません。
●リリース(3.24)
機能セットの安定性を確保しながら、リリース バージョンに継続的にバグ修正を適用しています。
●フローズン (3.23)
Google では、新しい番号のバージョンをリリースすると、前のリリース バージョンを凍結します。これは、これ以上定期的なバグ修正でアップデートしないことを意味します。
新しいフローズン バージョンが導入されるごとに、前のフローズンバージョンは廃止されます。
つまり、新しいバージョンがリリースされるたびに、古いバージョンは削除されていくということです!
私も昔々は、細かいバージョン「3.xx」を指定すればずっと同じバージョンが使用できるものとばかり思っていましたが、それは間違いです。
この場合、常に最新のフローズンバージョンが使用されることになります。
上記のことから下記のような使い方がお勧めです。
●エクスペリメンタル
次期リリースバージョンですので、予め動作テストしたいときに使用する。
●フローズン
新しいバージョンがリリースされた後、動作がおかしくなったときに使用する。
今まで動作していたバージョンですので、動作に問題はないはずです。問題が解決するまで使用しましょう。3~4ヶ月の猶予期間があるはずです。
簡単にリリースバージョンについて説明しましたが、いかがでしたか?
マルティスープでは、Google Maps についてのご相談を随時受付ていますので、是非お問いあわせくだささい。
今後も、アップデート情報を日本語で分かりやすく紹介していきたいと思います^^
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