2018.06.30
FOSS4G 2018 Hokkaido に参加してきました!

みなさん、こんにちは。
6月22日~23日 に FOSS4G のイベントが北海道で開催されたので、参加してきました!
今回はマルティスープとして初めて FOSS4G の活用事例「屋内位置情報サービスをFOSS4Gを使って開発してみた話」を発表させて頂きました。
FOSS4Gとは?
「Free Open Source Software for GeoSpetial 」の略で、オープンソースの地理情報ソフトウェアの事を言います。代表的なものとし「QGIS」「OpenLayers」「Leaflet」「MapServer」等があります。詳しくは、以下のブログに記載しているので参照ください。
マルティスープとFOSS4G
マルティスープでは、iField や iField indoor のプロダクト製品や受託案件など、様々な場面で良く利用します。地図系の開発を行う場合には、なくてはならない存在です。
マルティスープでよく利用するのは、以下のライブラリです。
OpenLayers2, OpenLayers3, Leaflet, MapServer, GeoServer, PostGIS, GDAL, PgRouting, QGIS
FOSS4G 2018 Hokkaido で気になった発表
0から始めた「ひなたGIS」
宮崎県の職員である落合謙次さんが、独学で「ひなたGIS」というサイトを作成した話です。
以前からこのサイトは知ってはいましたが、様々なオープンデータを閲覧することができるので、非常に勉強になるサイトです。
最近は、データの配信を MVT(バイナリベクトルタイル)で行うことが多いらしいので、自分もMVTについて勉強しようと思った次第です。
Turf.js で簡単Geoデータ処理
Turf.js を利用するとクライアント側(JavaScript)で地理系のライブラリが利用できるようになります。
例えば、ジオメトリの内外判定を行う、ジオメトリの衝突判定を行う、TINの作成などなど、たくさんの関数が用意さているようです。
今までだと、そのような処理はサーバ側のプログラムで行うことが多かったのですが、Turf.js を使えばJavaScriptでできてしまうので、非常に便利ですね。
懇親会
夜には、懇親会もあったので FOSS4G 界隈の方々と交流をさせていただきました。
ライトニングトークも懇親会中に開催され、僭越ながら(というか的外れではありますが)、Google Maps Platform の紹介もさせていただきました。
FOSS4G界隈では、Google Maps はネガティブに表現されがちですが、Google Maps の素晴らしさを紹介してまいりました。考え方の点では、FOSS4Gの真逆なところもありますが、コラボレーションできるツールだと思っているので、お互いに補完しあうような開発ができたらいいなと思っています!
FOSS4Gで写真を撮ったのですが、私のiPhoneのカメラが壊れていたようで、、、ここにUPできるような写真がありません…
無念;_;
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