MULTISOUP

MULTISOUP

MULTISOUP

マルティスープ
Staff Blog

Introduction example

2018.07.16

新プランの Autocomplete Per Session とは?

AutoCompletePerSession

みなさん、こんにちは。

今まで Places API の Autocomplete は、1文字単位の課金しかありませんでした。1文字入力する毎に候補が現れる形ですね。

今回の新プランでは、セッション単位での課金体系が追加されています。

気になったので、早速、調べてみました。

 

 

調べて見ると、セッショントークンを使用できるメソッドは、AutocompleteService の 「getPlacePredictions」と「getDetails」メソッドの2つでした。つまり、「getPlacePredictions」で取得したプレイスIDを使って「getDetails」でプレイス詳細情報を取得するまでは同じセッショントークンを利用することができるようです。

 

 

セッショントークンの作成

var sessionToken = new google.maps.places.AutocompleteSessionToken();

 

 

セッショントークンを使った検索

var autocompleteService = new google.maps.places.AutocompleteService();
autocompletService.getPlacePredictions({
    input: '東京都千代田区神田錦町',
    sessionToken: sessionToken
}, function(predictions, status) {
    if (status === google.maps.places.PlacesServiceStatus.OK) {
        //リストを表示して選択処理
    }
});

 

 

プレイする選択時にプレイス詳細情報を取得

autocompleteService.getDetails({
    placeId: predictions[0].placeId, //選択されたプレイスID
    sessionToken: sessionToken
}, function(place, status) {
    if (status === google.maps.places.PlacesServiceStatus.OK) {
        var marker = new.google.maps.Marker({
            map: map,
            position: place.geometry.location,
            name: place.name
        });
    }
});

 

 

上記の例は、価格表で言うところの以下の2つかと思います。

Autocomplete (included with Places Details) – Per Session UnLimited

Places Details – Basic   $17

 

仮に、プレイス詳細情報を表示しなかった場合は、以下が適用されるでしょう。

Autocomplete without Places Details – Per Session    $17

 

結局のところ、同じ料金が請求されるかと思います。

正直、難しすぎて、理解に苦しみます。

 

 

オートコンプリートという位ですから、検索ワードを入力して候補を表示し、選択したら地図が移動するというサンプルを作りました。

しかし、なかなか難しかったので、以下のサイトをかなり参考にさせていただきました。Bootstrap の typeahead.js を利用して実現しています。

https://codepen.io/hemakumark/pen/GGBZpb

 

Full Screen

 

 

最後に、Per Character と Per Session のどちらがお得なのかは、私にはまだわかりません。プレイス詳細情報を取得する必要があるのなら、Per Sessionの方がお得なのでしょうか? 実際、課金されてみないと何とも言えません。

 

今回のブログ、参考になるかはわかりませんが、皆さんも色々試してみてください。また、もし有能な情報がありましたら、是非教えていただきたいです。

 

バイ!

 

地図や位置情報を用いたシステムのご提案・開発ならマルティスープへ

マルティスープは、創業以来のGISとモバイル開発の実績と技術力で、営業支援システムやリサーチ・公共インフラ・工事・警備業界の現場を支援するシステム開発など、地図や位置情報を使った業務システムの導入のご提案や開発をいたします。

現場をつなぐコミュニケーションが屋内外業務のパフォーマンスを最大限に。マルティスープのiField(アイ・フィールド)®シリーズは、屋内外業務の現場の実力を減少させるコミュニケーション障壁を除き、使い慣れたスマートデバイスを使って 現場の実力をリアルに伝えるサービス。

位置・空間情報のエキスパート集団として一緒に働きませんか?

マルティスープは地図情報をはじめとする位置・空間情報技術のエキスパート集団です。当社で日々研究している地図や位置情報といった技術は、災害支援など貢献度の高いシステムとして使用されることもあれば、スマートフォンアプリのゲームとして使われることもあり、その利用用途・価値は、今後もますます広がっていっています。
私たちの企業理念は、「創る喜び、使う喜び」です。
今後の開発体制をより強化するために、新卒・中途問わず、当社の未来を共に創っていただける新メンバーを募集します!

【関連記事】こんな記事も読まれています

2017.01.19

Distance Matrix API の使い方を考える

みなさん、こんにちは。

 

今回は、Distance Matrix API の使い方について説明いたします。

続きを読む

2016.12.22

未来の交通状況を考慮したルート検索

みなさん、こんにちは。

 

Google Maps API では、指定した日時の交通状況を予測したかたちでルート検索を行・・・

続きを読む

2017.04.08

Googleマップで見る「ブラタモリマップ」を作成してみました

みなさん、こんにちは。

国民的人気番組「ブラタモリ」でタモリさんが訪れた街を Google マップ上で表示する「ブラタモリマップ」を作成し・・・

続きを読む

 - Google Maps Platform, Google Places API, スタッフ日記