2019.02.20
クラウドで小麦を収穫せよ!7日間の決戦 – 日経ビジネス電子版
みなさん、こんにちは!
弊社のユーザーでもあるJAめむろさまの取り組みが、日経ビジネス電子版に掲載されましたので、ご紹介いたします。すごく良くまとまっていて読みやすいので、是非ご一読ください!
https://special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/innovation/22/
こちらの案件は、2012年から始まりました。初年度は、コンバインの位置情報を iアプリを使って取得し、管理画面で給油車のドライバーがコンバインの位置を確認、給油に行くという仕組みのシステム開発でした。このことにより、燃料代の削減に大きく貢献できたようです。非常にシンプルな仕組みですが、とても喜ばれたことを記憶しています。
次年度は、小麦の収穫を支援するためのタブレットアプリを開発しました。これは、圃場の刈取り情報を組合員の方がタブレットで入力し、刈り取った小麦を運搬するトラックのドライバーさんが持つNFCカードに書き込むのと同時に、クラウドのサーバーにも送信します。このことにより、小麦の受入施設にいるJAめむろの職員の方は、いつどのくらいのトラックが来るのか、どの小麦の品種が来るのかを把握することができます。(小麦の品種はとても重要なことだと教わりました)
また、タブレットを持った組合員の方は、自分が生産した受入後の小麦の情報(水分量など)や、トラックのドライバーの方が、次に何時頃くるのかを把握することもできます。小麦の刈取りは、スピードが命ということで、極力時間短縮、ミス、無駄を省くことが重要なことだそうです。
もう既に7年間ご利用いただき、毎年7月後半は緊張した日々を送っています。記事にもありますように、「絶対システムは止められない」ということで、いつでも対応できるよう準備はしています。昨年は、サンフランシスコで行われた Google Cloud Next に参加していたこともあり、サンフランシスコからSkypeを使って職員の方とたくさんやり取りをしていました。(時差があるので大変でした)
私は、農業に詳しい訳ではなかったのですが、この経験で、いろいろな知識を得ることができました。その経験は、他のお客さまの提案にも繋がっていると思います。
最後になりますが、このシステムは、弊社以外にもたくさんの会社の協力のもとに成り立っています! この出会いを大切にして、これからもシステムの開発、運用を行っていきたいと思います。
導入事例
https://www.multisoup.co.jp/works/memuro/
バイ!
地図や位置情報を用いたシステムのご提案・開発ならマルティスープへ
マルティスープは、創業以来のGISとモバイル開発の実績と技術力で、営業支援システムやリサーチ・公共インフラ・工事・警備業界の現場を支援するシステム開発など、地図や位置情報を使った業務システムの導入のご提案や開発をいたします。
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私たちの企業理念は、「創る喜び、使う喜び」です。
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